軽度物理障害ハードディスクデータ救出手順 写真資料

IODATA製 HDCR-U1.0EK 転倒による不良クラスタ1224ヶ所有
IODATA製 HDCR-U1.0EK 転倒による不良クラスタ1224ヶ所有
HDD本体を取り出す為にケースを分解します。
分解には時計分解用の工具を使用しています。
HDD本体を取り出す為にケースを分解します。
外側のケースを取り外した状態ですが、まだHDDは外れません。
外側のケースを取り外した状態ですが、まだHDDは外れません。
外側のケースを取り外した状態
外側のケースを取り外した状態
プラスネジ2本とLED配線テープを外してハードディスクを取り外します。
プラスネジ2本とLED配線テープを外してハードディスクを取り外します。
取り出したHDD外観写真 目立った損傷はありません。
Seagate製 Baracude 7200.12 1TB
取り出したHDD外観写真 目立った損傷はありません。
HDDディプリケーターを使ってクローンハードディスクを作成します。
CENTURY製 これdo台PRO を使用します。※エラースキップ設定がポイント
HDDディプリケーターを使ってクローンハードディスクを作成します。CENTURY製 これdo台PRO を使用します。※エラースキップ設定がポイント
AUTO SKIP設定が重要 この設定によって不良クラスタを攻略するのです。
AUTO SKIP設定が重要 この設定によって不良クラスタを攻略するのです。
不良クラスタをスキップしている状態の画面表示
不良クラスタをスキップしている状態の画面表示
クローンハードディスクそのままで読み込めない場合にいはデータ救出ソフトを使用します。
クローンハードディスクそのままで読み込めない場合にいはデータ救出ソフトを使用します。
救出したデータを別のハードディスクにコピーして元のケースに組み替えます。
救出したデータを別のハードディスクにコピーして元のケースに組み替えます。
元のケースに納品用ハードディスクを組み込んで最終的な動作確認します。
元のケースに納品用ハードディスクを組み込んで最終的な動作確認します。
軽度物理障害ハードディスクデータ救出手順
ハードディスクを転倒させてしまった際にプラッタ盤面上に不良クラスタが1224ヶ所できてしまいコンピューター上で正常認識出来なくなってしまったHDDのデータ救出手順です。
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不良クラスタが多数発生したり、ファームウエア領域やディスク先頭領域に出来てしまうと正常な読み出しが出来なくなります。

今回のHDDはディスク先頭領域に1224ヶ所もの不良クラスタ群がありコンピューター上では全く読み取りすることができませんでした。

不良クラスタは救出業者様によって扱いが様々で論理障害で処理する場合と、物理障害で処理する場合があります。

当社では少数の不良クラスタであれば論理障害として扱いますが、さすがに1000を超える場合には物理障害として扱っています。

この手の不良クラスタが多いHDDはディプリケーターと呼ばれる物理的に丸コピーする装置が役に立つのです。

ディプリケーターでもエラースキップ機能があるものが必須です。

市販品では「これdo台PRO」が非常に優秀です。

今回の救出例も某大手データ救出会社ならば30万円以上かかるパターンです。

当社施工の場合、5万2500円で施工しています。
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